藤原直哉の簿記が会社を救う 第1回 会社をどう「測る」か【株式会社あえるば 藤原直哉】


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簿記が企業経営や経済を理解するための最も現実的かつ普遍的な分析ツール

数千年の歴史を持つ簿記は、個人から国家、グローバル企業に至るまで、共通の枠組みで分析を可能にします。従来の経済学が破綻を繰り返したのに対し、簿記は厳格に「お金の出入り」(フローとストック)を測定します。 簿記の核となる「複式簿記の原理」は、お金の動きと、それに対応する相手方(商品やサービス)を同時に記録することで、極めてごまかしが効きにくい構造を持ちます。不正な意図を持った取引(簿外や期間操作)は、帳簿の記載を複雑化させ、かえってその不自然さが露呈します。 簿記の記録を見ることで、会社の理念の有無、経営者の人柄や過度な報酬、企業の安定性や成長のドラマ(時系列での変化)まで、目には見えない本質が明らかになります。 したがって、簿記は人生やビジネスにおける「ゲームのルール」であり、この原則を理解することが、適切な判断と行動の基盤となると強調されています。

担当講師

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講師 藤原 直哉 先生

経済アナリスト 株式会社あえるば 取締役会長
特定非営利活動法人日本再生プログラム推進フォーラム 理事長
独立系シンクタンクとして「経済」「政治」「国際情勢」「組織のリーダーシップ」に関する独自の分析を行っているほか、小田原市および長野県南信濃遠山郷に拠点を構え、ロハス体験学校の主催、コンサルティング、社内教育、講演、執筆活動を行っている。また、藤原直哉が執筆する「ワールドレポート」を毎週発行。その他、社会人学校「藤原学校」を東京で月2回開催し、全国各地で「藤原塾」も開催している。さらにNHKラジオ第一放送の「ビジネス展望」、山口放送ラジオの「情報ダブルクリック」にレギュラー出演、NHK文化センター青山教室では「世界の中の日本経済」というタイトルで時局分析を行っている。
このほか以下の職責を兼務している。
・渋谷ソーホーバレーコモンズ(SVC)推進協議会会長
・有限責任事業組合藤原KAIZEN研究会顧問
・ワシントン大学経営大学院名誉卒業生
・ワシントン大学経営大学院キー・パートナー